トルコ旅行記(3)エフェソスの遺跡
2008年 02月 04日
エフェソスの”顔”セルスス図書館です。
ここでざっとエフェソス都市遺跡の概要を説明すると、紀元前11世紀にイオニア人がアルテミス神殿を中心に都市国家を建設。その後ローマ帝国の支配下に入り、アナトリアで最大の都市として栄えたようです。
見事な彫刻が施されています。
4体の女神像が設置されています。ソフィア、エピスティム、エンノイア、アレーテの4体の女性像で、それぞれ、セルススの徳であった智恵・美徳・学問・運命を象徴しているそうです。
写真は知恵の女神。
この正面の奥はホールになっていて、その中に膨大な書物を収納していたそうです。はあ~。その状態で見てみたかった。(←図書館好き)
マゼウスとミトリダテスの門です。
広い範囲に遺跡があり、なんの柱かガイドブックに載っていないものも多数・・・。
この規模の大きさでは、朝早く来ても人が沢山来ているのは仕方がないなあ、と納得。
ハドリアヌス神殿です。ハドリアヌス帝が在位していた時代にエフェソスの裕福な市民が建てた神殿です。手前はティケ、後方はメデューサです。
このエフェソスはスキピオとハンニバルがザマの会戦の後に偶然出会った場所です。
ニケの像。ご存知ナイキの元になった女神。
物陰から通路を撮ろうとしていたら、おねーさんにびっくりされる。(そりゃそーだ)
ここから見える空はきっと2000年前と変わらないんだなあ。などとちょっと考える。
他にも公衆トイレとか娼館とかありますが、微妙なので、割愛っていうか写真を撮っていません。
次は聖母マリアの生家だそうです。
by haru-miya8
| 2008-02-04 00:31
| トルコ